PC遠隔修復(備忘録)
月曜日, 8 月 31st, 2009家の嫁が実家に戻っています。
嫁の母が要介護になってきていて・・・。
で、実家には仕事のできるPCを置いてあるのだけど、HDD が1台故障の様子で、起動ができない状態になってしまいました。
細かいことを書くと、WindowsXP と WindowsVISTA のデュアルブート構成で、XP が入った1台目の HDD が故障。
VISTA は2台目の HDD にインストールしているのですが、OS のローダが1台目に入っているため、XP も VISTA も起動不能です。
普通なら VISTA の DVD からブートすれば、「スタートアップ修復」を使って修復ができるのですが、今回のような1台目にXP、2台目にVISTAという構成で1台目がクラッシュしたケースは特殊な操作が必要でした。
以下、もし同じようなことが起きた場合に備えて備忘録的な内容です。
1. 故障した HDD を PC から取り除く(電源ケーブルを引っこ抜くだけでも OK)
2. VISTA の DVD でブート
3. コマンドプロンプトを開く
4. diskpart コマンドを実行
5. diskpart に入ったら、
?? list volume を実行
6. 羅列された volume の中から VISTA の入っている場所を探し、番号を覚える
7. select volume n (n はVISTA の入っている volume 番号)を実行
8. active を実行
9. exit を実行して diskpart から抜ける
10. bootrec /fixmbr を実行
11. bootrec /fixboot を実行
12. bootrec /rebuildbcd を実行
13. exit でコマンドプロンプトを抜け、「スタートアップ修復」を行う。
14. 再起動
15. もしまだ上手く HDD から起動しないようなら、再度 DVD から起動して「スタートアップ修復」を行う
以上の手順を、試行錯誤しつつ、電話で指示しながら手探りでやったのでした・・・疲れた。
でも、一旦は諦めて VISTA のインストールをし直そうと考えたあとで、最後の試しとばかりにやったことが上手くいったので、非常に満足したのでした。(完全に自己満足だけど、環境を捨てずに済んだ嫁も喜んでくれました)