クリスマスの夜に天に召された
25日夕刻。
うちのネコ、リズが死んだ。
7年前、5歳で家にやってきたリズは、少々太りすぎのきらいはあったものの、大変美人で、そして「女王様」だった。
嫁の父、自分の父と2年続けて亡くしていたためか、女王様気質であっても心を癒してくれ、一緒に楽しい日々を送ったネコだ。
人が寝る時には、一緒にふとんに入って強制的に腕枕で寝たり、膝の上に飛び乗ってきて「石抱き」をさせたり(一時体重は7kgほどあった)、夫婦喧嘩の仲裁に入ってきたり・・・。愛知・長野・広島の親戚宅や観光地にも一緒に出かけたものだった。
2年ほど前から口内炎ができるようになり、体重も減った。特にここ最近はげっそりと痩せてしまい、10月頃には具合が悪そうなので病院に連れて行くと、腎不全とのこと。
それから殆ど毎日のように病院通いが続いたが、2日ほど前からトイレを上手くできなくてお尻が汚れ、同時に膝に乗って来なくなっていた。体力が落ちたせいか、もしかしたら、自分の体が汚れているのをわかっていて遠慮していたのか?
それが、25日にはまた膝に乗ろうとして来たのを、やはりお尻が汚れていたために拒否してしまったのだった。
まさか、それから数時間で急変して逝ってしまうとは。最期までマイペースな奴。
久しぶりに涙を流した夜だった。